示談

交通事故の示談をスムーズに進める方法!内容の理解がポイント

交通事故の交渉

交通事故の示談は、被害者と加害者の両方が納得して成立するものです。しかし、双方で納得できなければ示談金などの交渉がスムーズに行えず、難航することもあります。スムーズに交渉を進めるためには、どんな内容を提示されるのかや、流れについて理解することが大切です。

示談金にはどんな内容が含まれるのか

示談は交通事故だけで行われるものではありません。被害者と加害者が裁判手続きをせずに、話し合いで解決することを表します。内容について決まりはなく、双方が納得してさえいればどんな内容でも構いません。

一般的な示談金の交渉ではいろいろな項目がありますが、大きなものとしては治療費が該当します。事故が原因の怪我を治すために病院でかかったお金の清算です。

通院交通費は病院へ治療に通うための必要な交通費、休業損害は怪我によって仕事を休んでしまったために得られなかった収入補償です。

事故の怪我により精神的、肉体的に苦痛を受けた場合に受けられる傷害慰謝料や逸失利益などもあるため、自分の状態に合った内容がそれぞれの項目で提示されているかきちんと確認を行う必要があります。

示談までの流れとは?スムーズに進めるための手順

示談をした経験がある方であれば流れを把握できていますが、初めての場合はどのような流れになるかわからず不安を感じてしまいがちです。流れが分かることで落ち着いて行動できるようになるでしょう。

事故が発生したら

まず、交通事故が発生してしまったら必ず警察へ連絡を行います。基本的には加害者側が連絡を行いますが、状況によってはどちらが通報しても構いません。
警察へ連絡することで事故状況の記録や本当に事故が起きたかの証明が行えます。きちんと調べてもらえると過失割合も分かりやすくなります。
それから双方の連絡先を交換し、自分が加入している保険会社へ連絡します。

治療の開始

事故により怪我をしてしまったときはできるだけ早く病院へ行きます。通院まで時間が空いてしまうと、事故による怪我と証明しづらくなってしまうためです。
回復または症状固定と医師から言われるまで治療を行い、治療が終わった段階で交渉が始まります。
後遺症が残ってしまった場合は、後遺障害等級の認定手続きを行う必要があります。
基本的には保険会社から過失割合と損害賠償の話があり、双方が納得できる内容であれば成立する流れになります。

示談交渉の気になる内容とは?プロだからこそできること

示談交渉では交通事故によって発生した損害、怪我の状態や事故の状況によって計算された金額が提示されます。この金額の計算方法はいくつかの基準をもとに考えられています。交渉を行う保険会社は加害者側の代理人であるため、被害者側の味方ではありません。自分が納得できない内容であっても冷静に対応し、落ち着いて話し合いをするようにしなければ、スムーズに交渉を進めることが難しくなってしまいます。
きちんと交渉を行いたいと考えるのであれば弁護士へ相談するのがおすすめです。保険会社とのやりとりや、手続きを全て行ってくれるためとても簡単です。時間をとられることも、話し合いのストレスを感じることもないでしょう。

依頼する大きなメリットは自分で交渉を行うよりも示談金を多くもらえる可能性が高いことです。自分の考えをしっかり伝えられ、納得のいく内容にしたいときは検討し、自分の考えに合った弁護士選びを行いましょう。

まとめ

交通事故の示談交渉はお互いが納得しなければ成立せず、スムーズに進めることが難しくなってしまいます。経験や知識が少ないようであれば最初から弁護士などへ依頼し、納得できるように進めてもらうのが有効です。難しい交渉から開放されたいと思っている人におすすめです。

まずはお気軽にお問い合わせください

お問い合わせ